猫背④
- 鍼灸接骨院 山下
- 2021年10月17日
- 読了時間: 2分
「テコ」の働きで考えると
胸椎部分の骨だけの重さ比率は3対1で、
コレだけでもすでに背骨前部分が3倍重いんです〜
しかし、これは内臓などの重さを含んではいないので、
実際にはもっと前方の比率が重い〜
だから、トレーニングもリハビリも
何もしなければ胸部分が猫背🐈様に
前にまるまるのは当然なんです😊
次に考慮すべきは、
「動きにくいのは真肋」
「動きやすいのは仮肋と浮肋」
と言う2点。
胸椎部が前傾位を採ると、
①動きにくい「真肋」は止まったまま
②仮肋と浮肋は動く
③肋骨下前方部分が切り欠き状である
ために〜
肋骨は、前下方向に倒れ潰れる形で歪み易いんです〜
また、さらに〜
長さがもっとも長い肋骨弓は8番肋骨なんですが、
脊柱からもっとも遠い位置にあるのは
実は「第5肋骨」です。
ですから、テコ原理で説明すると、
テコの働きはアームが長い「第5肋骨」で、
もっとも大きく、且つ、働き易くなるんです〜
だから、真肋のなかほどから上部分が、
前方へと折れ曲がり易くなっちゃうんです〜(>人<;)
この様な数多くの悪条件で、人は猫背🐈になり易いんです〜
だから、「猫背」は、一般的に治りにくく捉えられちゃうんですよ〜😊
また、真肋のカゴが歪むと
胸椎のカーブ全体も崩れるので、
当然、付随する頚椎・腰椎の湾曲も崩れる〜
結果、背骨全体のバランスは崩壊しちゃうんです〜
怖い〜😱😱😱😱
ですから、
背筋を「正しく」鍛えるコトがとても大切なんです😊
では、ここで質問です。
猫背は、
「巻き肩」や「肩甲骨高位(怒肩)」を伴うと言われますが、
理由はなんでしょう??
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